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平成27年1月24日 やっと今年の初釣りが実現することとなった 本来は先週釣行する予定であったが1日順延の日、月になったため行けずじまい
今回は金曜から天気は回復し、土曜は波高1メートルまで落ちる予報 金曜は午後8時にはベッドイン、24日(土)は午前2時起床 朝食を済ませて3時40分には自宅を出発 時間的に道路はスイスイ 山陽自動車道 九州道など利用し5時には福岡インターから都市高速に入り、6時には唐津手前のマルキン釣具店に到着
エサを調合してもらい次はコンビニで食料調達、全ていつもの通りである 7時半くらいには呼子の出航基地に到着 車が一台止まっている 今回はトップではなかったようだ。 それでも出航までは充分すぎるくらいの余裕なので荷物を降ろし、所定の場所まで車を移動して駐車 しばらく船と釣り客の到着を待つこととする。 午前8時前くらいからボチボチと釣り客が到着し急に賑やかになったところに瀬渡し船(せいりょう)も接岸 早速、荷物の積み込みが始まった 今回も釣り客は満員のようで兄弟船の〔りゅうせい〕も出るようであった
9時出航予定であったが、今回も早く全員が揃ったようで8時20分には呼子を出航したのであった。 波は穏やかで、順調に進み11時前には中五島に到着 それぞれ客を降ろしていく
3番目くらいであったろうか 名前を呼ばれ準備をして船首へ移動 最初ごろに荷物を積み込んだのが仇となり竿袋やカバンなどが下のほうにあり探すのが一苦労であった 何とか荷物を探し出し、降りたところは葛島のマナイタという、名前の通り平坦な場所であった〔後で気が付いたが過去に一度上礁したことがある場所であった〕
早速、ボチボチと撒きエサをしながら仕掛けの準備 竿は1・75号 ハリスは1・5号をセット とりあえず冷えたビールで咽喉を潤し昼食をとカバンを見ると一番上に置いていたパンが無い・・・ やられた〜〜! 仕掛けを作っているときからカラスとトンビが上空をウロウロしていたので気をつけねばと思ってはいたのだが・・・ 仕方が無いのでお湯を沸かし、インスタントラーメンで昼食 油断も隙もない。 足元のマキエに群がる群れはベラとスズメダイのようだ エサ取りを足もとに引き付けておき10メートルくらい前方に第1投 一番緊張、そしてワクワクするときだ。 左に流れる潮に乗せて様子を見ているとモゾモゾとした渋い当たりらしき反応がウキに・・
念のため合わせを入れると小さいながらも魚の反応があり取り込むと手の平サイズのクロであ リリースしてすぐに第2投、今度も当たりは渋いが様子が分かったのですぐに合わせると今度はまあまあのクロでとりあえずキープ 30センチくらいの口太である。 魚は居るけどウキへの反応は激渋 難儀な釣りになりそうな予感。 手の平サイズのリリースを繰り返しながら時折キープサイズを追加、そして午後4時前、
奴は突如やってきた。 ユックリ左に流れるドングリウキが根掛り風の不自然な動きを見せたところで軽く手首で合わせを入れると、グーンと押し下げるような重量感のある反応が竿尻まで伝わってきた そして奴の抵抗は始ま あるときは重々しく、あるときは鋭く抵抗し1・75号の竿を翻弄するように暴れまわるのであった ハリス1・5号ということもあり瀬ズレも気にしながら慎重にやりとりするが奴はなかなか姿を見せてくれない やっとの思いで浮かせた奴は立派な本命であった 近くに置いていたタモを取り慎重に取り込み開始 最後まで抵抗してなかなかタモに入ってくれない奴をやっとゲット
42センチの綺麗な魚体の尾長であ 針は上顎の一番硬いところにかかっていたのが幸い、針を飲まれていたら100%ハリスを切られていただろう 幸運であった 夕マズメまでにこいつを含めキープサイズは5枚のみの貧果だが、やっと40オーバーをゲットしたので夜釣りは気楽に出来るとボチボチ準備にとりかかったのである 夜は3号の竿、ハリスは5号 夕日の沈む美しい風景を眺めながら静かに足元に電気ウキを浮かべたのである マキエを打ちながら夜グロがウキを消しこんでくれることをイメージして仕掛けを流してみるが一向に当たりが無い そしてタナを変えたり遠投したりと試行錯誤 しかしどうやっても魚の反応が無い 全く珍しいことだがこんなこともあるのだろう そして午後8時、いつものように根気の気が何処かに飛んでいったのであった。 寝袋の入り、美しく輝く満天の星を眺めながら翌朝のマズメに期待しつつ夢の中へ・・・
未だ薄暗い6時過ぎから起きて先ずはお湯を沸かしカレー風味のラーメンで朝食 寝袋を片づけ、7時から釣りを開始 暫く音沙汰がなかったが、マキエが効いてきたのか7時半くらいにウキに変化が現れた 軽く合わせを入れると結構な手ごたえであった
朝マズメはハリスを3号にしていたので強引に寄せて生かせると本命の良型
タモに納めて計測したところ39センチジャストの口太であった 気を良くして頑張ってみたが後が続かず9時には納棺 結局、朝マズメはこの1匹のみであった。 荷物を片付け、磯を洗い船を待つのみ 10時過ぎには予定通りセイリョウが接岸 12時半くらいには呼子に帰港したのである 数は6匹だけと寂しいが40オーバーも出たし綺麗な夕日と星空も眺めて楽しい初釣りであった。 残念なことは今回の釣行で肉体的な限界が近づいてきたのを初めて感じたことである
長年に亘って勤しんできた遠征の磯釣りを卒業する時期なのだろうか 出来ればもう一度だけでも挑戦したいものだが・・・ |
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