五島釣行記 その38


出航前の呼子にて

平成26年6月7日 約3ヶ月ぶりの五島釣行である 本来、自分の磯釣りは10月〜2月までで終了して9月まで休み、そして再び10月の秋磯からスタートがいつものパターンなのだが5月の末に船長からの電話で、明るい内からグレの良型が上がっているよ〜の連絡あり。

今行けば、若しかしたら外道でイサキも?などと、取らぬ狸の・・・   ということで近年に無く6月の釣行となったのである。

2時半起床、4時過ぎ出発で順調に7時前には唐津手前の釣具店に到着、マキエサを購入し機械でブレンドしてもらい次はコンビニで食料を調達。 一路、出航場所である呼子を目指し8時前には到着

午前9時出航の予定なのだが未だ誰も来ていない  一番乗りである。 船の接岸場所に荷物を降ろし、車を所定の駐車場に置きに行き、戻ってみるが未だ誰も来ていない。

やがて8時になると次々と釣り客が到着し、船着場はすぐに賑やかになったのであった。 今回は全部で15、6名といったところだろうか? 秋のシーズンと違って少ないから船室はユッタリとしたものであった。

そして、いつものように早くに全員が揃ったようで、予定より30分早い8時半には五島に向けて(せいりょう)は出航したのであった。順調に2時間半で中五島に入り、最初に有福島で底物釣り師2名を降ろし、奈留島と若松島あたり〔滝ケ原瀬戸〕に到着したのである。

次々と釣り師を降ろし、次だと名前を呼ばれて船首へ移動  それは前回、五島釣行記その37でUPした場所であった  前回も結構釣果はあったし、少し平坦な寝る場所もあったので期待できるかもと喜んで渡礁したのである。

3月に今年の初釣りで上礁した場所なのでベッドスペースもポイントも思い出した 先ずは1・75号の竿に道糸3号、ハリス1・7号の仕掛けをセット それにタモも用意して徐に昼食タイムと

いつもの事ながら冷えたビールを流し込み海を眺めながら時折、マキエを打ち、食べる助六の美味いこと・・・

そして午後1時くらいから第一投、潮はユルヤカに右に流れている  前回も右に流れる時だけ釣果があり左に変わるとサッパリだったのを思い出した。

始めはエサ取りにかすめ盗られるばかりであったが、マキエが効いてきたのか数投目にウキを綺麗に消しこんでくれる当たり  合わせを入れるとどうも物が小さい・・・

上がってきたのは本命のクロだが、サイズが手の平・・・  すぐにリリースして次を狙うが全て型が小さい(悲)

2時くらいから少し右行きの流れが速くなったかな?と思ったら突然、竿にくる当たり 慌ててあわせると、今度は少しばかり重量感がありキープサイズを確信、1・75号の竿をシッカリ曲げて抵抗し楽しませてくれた

姿を見せたのは30センチの尾長   やはりクチブトと違い尾長は引きが強くて楽しい    足の裏から35センチくらいのグレを尾長交じりで11枚ゲット。

12枚目は、今回最大の40センチの尾長がかなり抵抗して楽しませてくれたのである。 以後は5時まで、時折釣れる程度で18匹確保したところで夕食タイムとした

お湯を沸かしラーメンとムスビ、冷えたビールで夜釣りに備えて栄養補給である。 6時から夜釣り用の仕掛け、3号竿にハリス3号 未だ明るいが電気ウキ仕掛けで夜グロに挑戦した。

以後、8時まで頑張ってみたが、まるで反応無し・・・   いつもの無駄な抵抗は止めておこうの気持ちがムクムクと・・・      とうとう、寝たが勝ちの気持ちを抑えきれず、横になったのであった。

今回は珍しく(早寝のせいか?)5時には目が覚めてお湯を沸かし、ラーメンで朝食を済ませ直ちに朝マズメのゴールデンタイムに竿を出してみた。

早朝からエサ取りが出てきて本命のところまでエサが届けられない中、7時過ぎにやっと一枚30センチUPを確保して終了とした。

結局、イサキは一匹も釣れなかったが明るい内に19匹ゲットできたので良しとしよう 今回はデジカメの電池切れで獲物の写真が無いのが

獲物は全てご近所に配り、40センチの尾長のみは刺身にしてもらい漬け丼にして食べたが本当に美味であった。 今回はデジカメの電池切れで獲物の写真が無いのが残念である。

次は10月の秋磯である 次回はせめて12時くらいまでは寝ずに夜グロを狙ってみようと思っているのだが・・・      おしまい。


隣の釣り座


戦い済んで船を待つ


今回の釣り座



Back

 
Copyrughit2002 Mitomo-Fudosan.Inc. All righit reserved by nj-system