五島釣行記 その35


出発前の呼子にて  これが大西さんと二人分の荷物

平成25年11月23日(土) いよいよ今シーズン最初の五島釣行である。 実は先月、10月に五島釣行を計画していたが、時化で中止となり11月に延びたのであった。

クロ(グレ)狙いのため釣行は毎年10月〜2月と決めているので年間5回しか行けない計算なのに今シーズンは初っ端から中止になり、結局、9ヶ月ぶりの五島、満を持しての釣行である(笑)

潮は中潮、干潮は午後5時、夕マズメの満ち上がりを釣る最高の条件であり今回は良型のクロ爆釣のイメージが出発前から脳裏を駆け巡っていた

23日午前1時に起床、朝食を済ませ釣友、大西氏宅に向かった 約束の午前3時に到着したら既に大西氏も車の中で待っていてくれたのである  早速、彼の車に荷物を積み替え、3時10分には出発した すべて予定通りである。

午前6時には唐津の釣具店に到着、いつものようにエサや氷などを購入しすぐ傍のコンビニで食料も調達。あとは出航場所の呼子鉄鋼団地を目指した。

7時半には出航場所に到着したところ既に先客があり荷物を降ろしていたのにはビックリ   この時間なら我々が一番乗りだろうと思っていたが上には上があるものだ。

博多からの釣友、明石さん、藤平さんは今から唐津の釣具店を出発するとの電話があり釣客も続々と集まってきた

今回は潮も良いし天気にも恵まれて、今回もお世話になる瀬渡し船〔せいりょう〕は32名の釣り師があるようだ。 兄弟船の〔りゅうせい〕も満員らしいから大盛況といったところか。

午前8時前にはせいりょうが接岸し荷物の積み込みが始まる  出航予定は9時ということであったが早くに全員揃ったようで8時25分には呼子を出航したのであった。

何とか横になる場所を確保して寝ていたら予定通り11時くらいには中五島に到着したのであった。  順に釣り客を磯に降ろしていくが、すぐに我々4名の名前が呼ばれて船首のほうに出て準備した

始めに明石さん、藤平さんチームが降りて次には我々が降りる事になった。場所は再々行くことの多い滝ケ原瀬戸であった。 一度上がったことのある場所だと気づくまであまり時間はかからなかった それは寝る場所に覚えがあったからである(笑)

 最近は平坦で寝る場所があるかどうかが気になるのである  釣りにきたのか眠りに来たのか???  取りあえず、コンビニで求めた昼食を食べながら冷えたビールでノンビリしていた。

大西氏は早速仕掛けを作り釣りを開始、すぐに足の裏サイズのクロを引き出し幸先が良い  これなら夜には良型も期待できると期待が膨らんだのである。 

その後も大西さんはボツボツとキープサイズのクロを取り込んでいた。 オイラも早速支度をして大西さんの左側で釣り開始。 しばらく当たりは無かったがマキエが効いてきたのか徐々に足の裏から30センチくらいが釣れるようになってきた。

明るい内はなかなか40オーバーは喰ってこないが一度だけどうしても水面に浮かすことの出来ない奴がきたが姿を確認するまでに至らずハリス切れとなったのである

まあ大西さん曰く、色が白っぽかったようだという事を聞いてババタレかも?と納得 それなら逃がしても腹は立たない(笑) クロなら久しぶりに50センチと期待していたのだが・・・

結局、最大36センチの尾長グレを頭に足の裏サイズ〜30センチを14枚キープして夕食タイムにしたのであった といってもカップヌードルとオムスビといういつものパターンでの夕食である。

暗くなってから今回、20年ぶりくらいになるカゴ仕掛けでの釣りをやってみた  思えばヒラソばかりを狙って釣行していた時以来のカゴ仕掛けである。

カゴに撒きえさ(コマセ)を入れるのも、ハリをカゴに入れてトラブルの無いようにするのも、遠方に投げるのも、仕掛けを巻き取り回収するのも全て手間と労力が必要で4投くらい投げたらもう心がポッキリと折れてしまった(爆)

やはりもう2度とカゴ釣りはやらないと心に決めて早々と寝袋に入ったのであった。 翌朝の回収は9時なので片付けの時間も考慮して8時半くらいには竿をしまわなければならないのだが、寝袋から出たのが7時・

朝飯とモーニングコーヒーを済ませるとほとんど釣る時間は無かったのである  それでも30センチくらいのクロを一匹キープして今回の釣行は終了したのであった。

まあ今回は大物は釣れなかったけどそれなりにボチボチとキープサイズも釣れたし五島の綺麗な海も眺めたし、良く寝たし、何より事故無く終了したのが一番であった。

我々の対面の磯に渡った明石さん、藤平さんたちも今回はあまり釣果に恵まれなかたようだが天下の五島でもタマにはそういう事もあるということだろう

来月は明石さんと二人でリベンジ予定である  今度は少し寝る時間を削って良型確保に頑張るつもりである。  寝たらしまいバイ! 前船長の口癖を思い出した釣行であった。 


徐々に増える荷物  今回はこれの3倍以上か?


やりとり中の大西さん  かなり釣っているので余裕?


同じくやり取り中の小生  軟竿は良く曲がる


今回最長 クロ36センチ  せめて40センチ以上が欲しかった


船内掲示の瀬渡し料金表  当然、距離で違う


呼子に帰港 バックは呼子大橋  中央は〔せいりょう〕船長



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