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平成25年3月1日金曜日 いつもの仕事を終えて午後2時に博多の友人である明石氏宅へと出発した 木曜の夕刻には車に荷物を積み込んでいたので帰宅せず、仕事場から直行である。 時間的にラッシュにかからないから予定通り午後4時前には明石氏宅に到着した。 彼は足の故障で暫く釣行はお預けであったので今回は3ヶ月ぶりの五島釣行である 未だ足の故障は完治していないらしく、今回は五島でも特別に平坦な磯を希望していた。磯際にクーラーを置いて、それを椅子代わりにして座っての釣りを考えたのであった 磯の名前は高齢者向けの平坦な場所から彼が天国瀬と命名したらしい(釣友談)
釣友宅で一泊し、翌、土曜の午前6時前には今回一緒に行く釣友の藤平氏が迎えに来てくれた 早速二人の荷物を積み込み3人で唐津の釣具店へ向かいマキエサを購入、近くのコンビニで食料も求めて呼子へ急いだ。 午前8時くらいには到着したがもう荷物を降ろして待っている釣り師もいた 今回は人数も少なく12人とのこと、キャビンはユッタリで余裕がある。 いつものように8時半過ぎには呼子を出航、五島へとGO。 呼子大橋を過ぎて暫くは波が高いようで結構揺れたが、そのうち海も穏やかになり、いつの間にか寝ていたようだ エンジン音がスローになり目が覚めたら初っ端から声がかかり慌てて身支度を整えて船首へ。 先ず我々を最初に降ろすらしく、目の前に真に平坦な磯があったのである 前方にフェリーが出入りする奈良尾の港があり、湾に入り込んだ感じの場所で、果たして釣果はどうだろうかと一瞬頭をよぎるものがあったのは事実である。 ここには明石さんと二人で降りて、もう一人の釣友の藤平さんは300〜400メートルくらい離れた小さな岩礁にあがったようであった。 早速、釣り座を決めてそれぞれ準備をしてから先ずは昼食をと、冷えたビールを一口ゴクリとやったとたんに明石さんから来たよ〜!の声・・・・ 幸先良く、30オーバーの口太グレを取り込んだのである。 魚はいることはわかったので慌てず騒がず、ビールで咽喉を潤し昼食のムスビを平らげて徐に昼用の仕掛けを投入したのであった。 その間にも明石さんは、また来た〜の連発で30センチから35センチくらいのお土産を揃えていくが、こちらはボチボチと後を追っかけていく感じで午後4時半くらいにやっと10匹確保といった状況であった 早めにお湯を沸かしてラーメンで夕食とし、夜用の仕掛けに変更して攻めてみるが暗くなる寸前に35センチの口太を一枚ゲットしただけであとはエサ取りばかりでギブアップ 小休止して明石さんの電気ウキを眺めていたら、久しぶりに来た〜の声。 しかし電気ウキを眺めていたけど、ウキを消しこんだわけでもないのに来た〜〜とはこれ如何に??? しかしドサッという音と共に足元で魚のハネル音がする ヘッドキャップを点灯して見ると良計のグレが跳ねているではないか どうもあまりにも当たりは小さいようでエサ取りか波の仕業か、はたまた、根掛かりか?まるで判らないような当たりで合わせを入れたみたいであった 以後も同じような当たりで結果的に夜グロを7枚も足元でゲットしたことを知ったのは翌朝の目覚めのあとであった。 翌朝、日曜は寒さで目が覚めたのだが、時間は午前6時半 まだ薄暗くて釣りをするには電気ウキが必要である 実は夜釣りの時にハリスを岩にかけて強引に引っ張って仕掛けを切り、そこで夜釣りは諦めたので明るくならないと釣りが出来ないのであった。 仕方がないのでお湯を沸かしラーメンで朝食をとり、明るくなったところで昨日の昼用の仕掛けで朝マズメを狙ったのである ハリス1.5号、竿も1.5号の軟竿なので40オーバーは難しいと思っていたが久しぶりに竿を曲げてくれたのは35センチの口太グレで、30センチをもう一枚追加したところで時間切れとなったのである。 今回は40オーバーは釣れなかったけどまあまあのお土産(13匹)も出来たし、釣友は良型7匹を頭に、やはり10数枚のクロをゲットしたので先ずは今回の釣行は良かったということである 特筆すべきはこの時期のクロは、特に良型は喰いシブリがひどくてまるで当たりが判然としないということの発見であった。 思い起こせば今から10年前に明石さんと二人で仕事のリタイヤ記念にと民宿を利用して下五島の一級磯を目指したときに、民宿のオーナーがこの時期は地元の釣り師でもなかなか釣果は上がりませんよ 特に当たりが小さいからねと言ってたのを思い出したのである 丁度、時期的に同じ頃だったし確かに当たりを捉えられずにクロは全く釣れなかったのであった あの有名な磯があるのに釣客が一人もいなくて民宿が我々2名の貸切みたいであったのも納得である 当時の状況は五島釣行記、その8を見て欲しい。 この時期の良型釣りは難しいので多分、秋のシーズンまでお預けとなるだろう。 |
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