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昨年12月の竿収め時の五島釣行でクーラー満タンという良い思いをしたので、今年の初釣りは年初めの1月か、遅くとも2月には実行したいと思っていた。 しかし諸般の事情で叶わず初釣りはとうとう5月になってしまった。 平成22年5月1日〜5日まで5連休だが、3日と4日ならOKということになり、いつものように前日2日の午後3時過ぎには自宅を出て博多に向かった 行きは高速道も都市高もスムーズな流れで、おまけにETC利用で都市高を入れても1600円という安さで午後5時過ぎには釣友A氏宅に到着。 今回はA氏と藤平さんとオイラの3人というメンバーで藤平さんも今年の初釣りということであった。 3日の朝6時には藤平さんがワンボックスカーで迎えに来てくれて荷物を積み込み出発、全て順調で午前9時前には〔せいりょう〕は呼子を出航した。 当日、海は本当に穏やかで船長は今日は西磯に行く予定だと初めから宣言してくれてテンションアゲアゲ(笑) 11時半には中五島の奈留島に到着し、我々は西の黒瀬灯台近くの平瀬という一級ポイントに3人で上がった 沖側でA氏と藤平さんが、オイラは船を着けた水道側に釣り座を構えて先ずは一休み。 コンビニ弁当で昼食を取りながらマキエを撒いて様子を見るが潮は中潮にしてはユックリと左方向に流れてあまり良い状況には感じられない・・・ 沖側の二人は昼食もとらずに早速竿を出しているようだがあまりパッとしないようだ
今日は南の風の予報で波は穏やか(波高1M)だが、時折風が廻って水道側は結構釣りにくい その内、少しはマキエが効きだしたのか30センチ前後の口太が時おり釣れるようになったが午後6時くらいまでにやっと6匹キープという有様であった。 藤平さんとA氏は時おり良型を掛けているらしく大きく竿が曲がるようだ オイラは午後7時には竿をたたんで今夜は船で寝ることにしてるのでもうあまり釣る時間が無い。 せめてもう2、3枚とA氏の傍に移動してやってみるがやはり釣れない・・・ もう駄目だと足元に仕掛けを入れて置き竿にして藤平さんの釣りを眺めていたが、フト見るとウキがわずかに沈んで動かず根掛かりしているようだ これで仕掛けをロスト、本日は本当にこれで終了と諦めて竿を上げ始めるとズシンとした重みとガクンとした生体反応が伝わってきた 瀬際ではあるし、かなりの大物と確信して慎重に取り込もうとするが1.5号の竿が面白いように曲がって久しぶりにスリリングなやりとりとなった 何とか瀬ズレをかわして姿を見せたのは50オ−バーの精悍な面構えのチヌであった。
これを最後に夜釣りの2人を残し迎えのせいりょうに乗り船長と高校生の息子と3人でキャビンで湯を沸かし夜食のラーメンを食べて初の船中泊を経験した。 心配した揺れも大したことが無く次回からこのパターンで五島釣行をすることに決めようと考えている。 翌朝は午前5時10分に船長がエンジン始動、見回りに出かけるのに合わせて起床、
最小限の支度で黒瀬灯台のすぐ近くの瀬に一人で上がり先ずお湯を沸かしてラーメンと味噌汁で朝食タイム 時おりマキエを打ちながら朝マズメの良型を期待して足元に静かに仕掛けを入れて少量のマキエをかぶせる そして2投目、ユラユラと流れていたウキが突然不規則な動きを始めてスーと沈んでいった 大きく合わせを入れると昨日のチヌ以上の重量感が竿を通して伝わってくるではないか・・・ やっとオナガの良型をゲット出来るかと竿を起こした瞬間にすごい力でグーーーーンと竿を抑えてそのままプッツン! 仕掛けを上げてみるとハリスは刃物でカットしたように綺麗にやられていた やはり大きなオナガに飲まれたようだ。 それからは全くアタリがなく午前8時過ぎには荷物を片付け9時前には回収となった
釣果は思わしくなかったが久しぶりに西磯に上がれたし大物にもブチ切られたし、何より今後の宿泊場所が決まったのが一番の五島釣行であった。 今回の釣果
クロ27〜32センチ6枚 本カワハギ1枚 チヌ53センチ1枚 ちなみに今回の竿頭は藤平さんで釣果は40〜45センチくらいのオナガ交じりでクロ10枚以上 それに良型イサキなどなどほぼクーラー満タンであった 目撃したバラシも4度あり中にはイシダイも姿を見ながら瀬ズレで獲れなかったのも入れると多分クーラーに入りきらなかったであろうことを添えて釣行記を終える。 |
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