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平成18年11月の釣行以来今回も、やっと5ヶ月ぶりに五島の磯に行くことになった。
昨年からどうも天気の神様に見放されていたみたいで計画を立てると必ず週末だけ時化るというパターンの繰り返しで今回は五度目の正直である。 平成19年4月13日、早く仕事が済んだので午後3時半には自宅を出て5時半に博多の明石さん宅に到着 五ヶ月ぶりの再会だが何だか一年くらい会ってないような気がした 荷物を降ろしてから早速夕食を兼ね祝杯を上げるべく近くのダイエー内の回転寿司屋に・・・ そしてビールで乾杯 戻ってからはお決まりの芋焼酎での酒盛り 明日の釣果を期待して話がはずみあっという間に就寝タイム 翌朝7時に今回一緒に上がる藤平さんがワンボックスカーで迎えに来てくれ荷物を積み込み、途中の瀧本さん宅に7時半には到着。 これで今回のメンバー4人が揃い一路呼子へ急ぐ 道中、唐津のマルキン釣具でエサを購入しコンビニで人間のエサも購入 呼子には9時過ぎには到着。 間もなく今回の瀬渡し船りゅうせいが着岸し荷物を積み込み9時半には五島に向けて出航となった 時期が悪いのか?お客も我々を含めて10人くらいの少人数でキャビンはユッタリとくつろげるのはありがたい 昨夜の予報では五島は波高1メートルまで下がると言ってたので、もしかして下五島の姫島まで行くことが出来るかと期待していたが外海に出るとはやり波が高くとても姫島には行くことは無理とのこと しかしいつもの滝川原の瀬戸ではなく下五島に近い椛島まで行ってみようということになり結局、明石さん、瀧本さんは椛島の双子島の離れに渡磯、小生と藤平さんは双子島に降りることになった 距離は100メートルくらいのところだが磯の反対側に降りたようで姿は見ることができない。ところで今回のポーターだが船長の長男(高一)と小6くらいの少年(次男?)二人が一生懸命荷上げをしてくれて楽に瀬上がり出来たものである 船長もシッカリした後継ぎができて安心だろう 当日の潮は中潮で満潮は午後6時過ぎとのこと 夜用の仕掛けもセットしユックリ昼食を食べながらとりあえず久しぶりの五島の海を眺めての冷えたビールは殊のほか美味しい 落ち着いてよく見るとこの磯は一昨年に一度上がったことのある場所だと気がついた
しかし当時の釣果やポイントはどうだったかは思い出せない・・・ とりあえず左に藤平さん、右が小生という形で竿を出して、すぐに藤平さんに当りがあり足の裏サイズのクロをゲット、これで夜までにはお土産サイズをある程度確保できると喜んでいたが後が続かない・・・ 間もなく小生も同じくらいの型を2枚取り込んでからあとはエサ取りの猛襲にお手上げ、それも足の速いタカベが主なのでとてもクロまでエサが届かないのだろう
諦めて少し早めに夕食のラーメンを食べ夜釣りに賭けることにし日没を待つ そして夕マズメの第一投を足元に静かに入れたとたんにウキがスパッと消えてこれも足の裏サイズのオナガが上がってきた これは幸先が良いと意気込んで仕掛けを流すがまたもあとが続かない そして夜のエサ取りの金魚ばかりになり早々と戦意喪失し早寝の習慣が頭をよぎりだしたそのとき、藤平さんの来た〜の声・・・ かなりの大物らしくタモが要るとのことで準備して構えていると暗い海面にかすかに見える魚影は結構デカイ! 慎重にゲットして上げてみると間違いなく40オーバーの丸々としたクロであった。 それを見て再度やる気を起こし流してみるがこちらは金魚などのエサ取りばかり・・・ 一方、藤平さんはまたも来た〜の声・・・ 結果的には針ハズレでバラシてしまったがそれが2回も続いたから確かに夜グロは居ることは間違いない しかしオイラはエサ取りの猛攻に耐えられなくとうとう午後8時半には寝袋に入り爆睡モード ところが何時くらいだったろうか突然けたたましい船のエンジン音で目が覚め、見ると煌々と明かりを灯した漁船が目の前で漁を始めようとしていた おまけに水中にも明るいライトを入れて(集魚灯)作業開始、どうもイサキ漁のようである
明かりと騒音で完全な安眠妨害、少しうとうとしたと思ったら場所変えのためにエンジンをふかすから又も目が覚める これの繰り返しでとうとう4時半には諦めて睡眠不足のまま寝袋から出て釣りを再開する
寝不足で頭は重いし魚は食わないし、しばらく辛抱したが今回の釣りはここまでとし荷物の片付けと磯の清掃を済ませ朝9時の回収を待った 今回は時期の問題もあってかどの磯も成果は今一であったがその中で結局藤平さんが44センチのクロをゲット、お腹がまだパンパンで産卵前であったことは今年は産卵が一ヶ月くらい遅れている感じでここにも異常気象を感じさせるものである 異常気象といえば明石さん、瀧本さんチームもエサ取りのスズメ鯛の黄色いのがかかったと言っていた 明らかに南方系のスズメのようで海が狂ってきている証しなのかも? 釣果は大したことがなかったが、持って帰ったエサ取りのタカベの塩焼きが結構美味かったのと、秋の夜グロのベストシーズンには今回の磯は良いポイントであると確信できたので秋が楽しみである。 そして何よりも久しぶりに綺麗な五島の磯に立ち、命の洗濯が出来たのが今回の最高の獲物であった。 |
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