壱岐釣行記 初釣り


釣友も右往左往・・・

3月になって、やっと延び延びになっていた今年の初釣りを長崎の壱岐にて決行することとした。 平成18年、3月3日(金)いつものように仕事を終え、午後5時前から博多の釣友宅へ急ぐ

全て順調で午後7時前には到着、これもいつものように二人で一杯やりながら夕食を戴き 4日の午前6時40分に博多を出発しフェリー乗り場の呼子港に向かった

前日の天気予報では、この時期の壱岐には珍しく波も1・5メートル 風も南西で注意報も出ていない 久しぶりに天気にも恵まれ大釣りの予感に胸躍らせての道中であった。


1時間10分で壱岐の印通寺港(いんどうじ)に到着、荷物を受け取る場所にはすでに瀬渡しの船長がトラックで迎えに来てくれていた 同じフェリーで博多からの釣り客一名も同じ渡船で磯に出るらしい

3名の荷物をトラックに積み込み出航地の郷ノ浦港へ急ぐ 15分くらいで郷ノ浦に到着し、荷物を船に乗せ変えて目指す磯に向かったのが11時であった

今回は釣友が前回、昼釣りで43センチの口太を上げた実績のある火島というところらしい   郷ノ浦港から見ると北の方向へ30分くらいの距離の溶岩で出来た磯のようだ

もう一人の博多からの釣り客も同じ火島を希望していたらしく、彼はもうこの磯に若い頃から通っている常連らしい

出航して間もなく湾を出ると思ったよりウネリが高く少しばかり悪い予感が・・・    時間通りに火島の磯に近づいたら釣友の言うポイントには3名の先客が竿を出しているではないか・・・

船長に尋ねると深夜に自分が渡したという! 何たること! それならそうと最初から言ってくれれば他の磯を希望したのに・・・

彼らは午後の4時には撤収するとのことで3人の協議の結果、船を着けた場所で時間を過ごし、彼らと4時に瀬代わりすることにした

その間、4時間以上もあるのでとりあえず竿を出すことにしたがウネリは大きくなって写真のようなフラットな低い磯は時折り、波が洗うようになり仕掛けもウネリに翻弄されて馴染まず全く釣りにならないまま4時を迎えた

4時に先客と交代し、当初の希望ポイントで3人が釣り始めたがウネリは益々大きくなり、結局、朝の9時に迎えの船が来るまで釣果0で終わってしまった

釣友もネバッていたが30センチくらいの大型アラカブ2匹、もう一人の同磯者も40センチくらいのイサキ2匹で終了となった。 お目当ての40UPの尾長グレは勿論、コッパグレ一枚釣れないという結果であった

おまけに回収の午前9時くらいには潮が満ちてきたのとウネリが益々強くなり船に乗り込むのがやっとという有様で疲れもピーク・・・

帰りの船内で船長が一言、昨日から寒波の影響で水温は12度以下になりどの磯でもグレの活性が低くて釣果は無残なものですよ・・・     希望する磯には先客が居ることや水温低下で釣果は???など、教えてくれればよいのに?

ちなみに、沖磯まで出ずに近くの離れ波止に渡って釣りをした人の中には40センチ以上の真アジをクーラー満タンしてしていた者もいたそうだ

(今回の教訓)   やはり浮気は厳禁、竿は通いなれた五島の磯で出すべき(謎)



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