五島釣行記 その11


昼釣り準備完了

10月の月末、平成16年秋の五島釣行がやっと実現することとなり計画をしていたが時化で中止となったので11月になって満を持しての釣行である

今回は博多の明石、瀧本の両氏に瀧本氏の友人の吉安氏と小生の4名での釣行であった 11月4日の仕事を済ませ午後4時半に自宅を出て博多の明石氏宅に午後7時前に到着

前回同様、早速近所の焼き鳥屋に夕食を兼ねて大漁の前祝に出かける

翌日のことがあるので午後9時過ぎには切り上げて明石氏宅に戻るが明日の期待と過去の釣果のことなどに話がはずみ結局午後12時前に就寝(悪い予感)

案の定、起こされるまで気づかず翌朝大慌て朝食をいただき7時には近所の釣具屋に今回のエサの調達に行く すでに瀧本 吉安両氏は到着していて挨拶もそこそこに車2台で呼子の渡船基地に急ぐ

今回は11月にしては珍しく天気にも恵まれ道中の走行中にも何かの鳥のフンの直撃を車のフロントガラスに受け運が付いてると確信する。

8時40分には呼子に到着、まだ瀬渡し船は着岸していなかったが、もうかなりの釣り客が荷物を降ろして瀬渡し船の到着を待っている状況であった

今回はいつもより30分早く9時30分には出航するとのことであったので早めに到着した積りであったが・・・・

早速荷物を岸壁に下ろしていると今回もお世話になる瀬渡し船せいりょうが接岸 直ちに荷物を積み込み船内へ(全員で35名くらいか?)

予定より早く全員が揃ったようで9時20分には呼子を出航し一路五島を目指した   今回は11月には珍しくベタ凪の状況でこの分では待望の西側の磯に降りることが出来るかもと思ったが途中、風が変わるかもとのことでいつもの滝ケ原瀬戸に行くことになる

船内で横になってウトウトしていたら12時過ぎには滝ケ原瀬戸に到着し瀬上がり開始  5番目に我々の番になり滝が原瀬戸の小ワレに上がった ここは4年くらい前に瀬上がりし夜グロを何枚か釣った記憶がありポイントも覚えていた

昼用に1.5号の竿にハリスも1.5号、夜用に3号竿にハリス5号の準備をして時計を見ると1時半 とりあえず昼食をとり2時から小手調べに竿を出してみた。

ところが今回はどうしたことか最初から地グロの25センチオーバーのキープサイズが楽しませてくれるし中には30センチオーバーも交じってきた   9枚ほどゲットしこれでボーズだけは無いと思ったら余裕 余裕!

喰いも落ちてきたのでおもむろに夜釣りの準備と寝床の準備(笑)をして夕マズメを待つことにした  当日は小潮で波もそこそこ、最高のコンデションであり、少しずつマキエをしながら時を待つ

同礁した明石氏が薄暗くなる前に早速第一投 時間は5時半くらいだったろうか?

足元から右にユックリ流れていく感じの潮のようである  俺らも左側から同じように仕掛けを投入した直後に「キター!」との声 見ると明石氏は竿を大きく曲げて奮闘中、クロに間違いない

やがてブリ上げたのは40センチ弱の立派なクロであった  その後立て続けに同寸のクロを尾長交じりに5匹もゲット 俺らはというと同じ仕掛けで同じように流すが全くアタリなし・・・ 昼と逆になって焦るがどうしようもない

そのうち真っ暗になりゴールデンタイムとなったがやはり俺らの浮木には反応なし(涙) どうもおかしいので仕掛けを点検すると、何と・・・ 浮木のところで道糸がコブになっているではないか・・・

要するにタナまで仕掛けが移動せずハリスの長さ(60センチ)のところを釣っていたのである

これでは喰わないのが当然、ゴールデンタイムに入っているので大慌てで仕掛けを直し遊動することを確認して第一投! 一発目から電気浮木が消しこむと強烈な引き・・・

夜釣りの初物なので慎重にタモで取り込んで見ると40センチくらいの立派な尾長グレだった

明石氏につけられた差を挽回すべく集中したのが良かったのかその後も順調に35センチ以上のグレが入れ食いになり10時過ぎには40センチのオジサンも入れて15匹をゲット出来た

クーラーもほぼ,満タンに近くなったころから潮が止まりアタリも遠のいてきたのでコンロを利用して鍋焼きうどんで腹ごしらえ

明石氏もボチボチ取り込んでいたが竿尻のネジが緩んでいたらしくトラブル発生、いつもと反対に釣りを止めて寝るという

いつも早く寝る俺らだが今回は辛抱して12時までねばり3枚ゲットしたところでクーラーの氷の入れ代のことも考え就寝タイムとする

翌朝4時には目が覚めたが明石氏は爆睡タイム もう朝も竿を出さないらしく竿を仕舞っていた

今回は明石氏がマキエに集魚剤をいれずにスーパーで売ってるニンニクのチューブ2本をムギとパン粉をメインにブレンドした節約マキエで挑戦(実は前回からやってたらしい)

しそれなりの釣果を上げたのは興味がある 今度試して見ることにしよう

50メートル離れた磯で瀧本、吉安両氏は竿を出したが五島の夜釣りは初めてという吉安氏は50センチのアコウを頭に夜グロの40センチクラスを8枚ゲットしていた

五島の夜釣りが初めてというだけで磯釣りはベテランだから不思議ではないが高級魚のアコウ50センチUPは初めて見た(市価5千円以上は確実)

午後4時過ぎには山口に到着し行きつけのスーパーの鮮魚売り場で28匹の調理をお願いし時間待ちの間売り場を見るとなんと30センチくらいのアコウが1980円で売っている

やはりあのアコウは5000円は下らない 昨年小さなアコウを買って刺身にしてもらい食べたけど本当に美味しかったのを覚えているから最高の獲物を初挑戦でゲットした吉安氏の強運と腕に脱帽!

これで五島行きのメンバーが一人増えることになったと確信し今回の釣行記を終える

次回は俺らもアコウが釣りたいよ〜


釣友 明石氏


筆者


五島の夜明け


今回の釣果


吉安氏の釣果


今回のメンバー


瀬渡し船せいりょう


尾長グレ40センチ



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