五島釣行記 その10


釣友明石さん

5ヶ月ぶりの五島釣行は梅雨のハシリで天候が気になっていたが何とか6月5日、予定通りにスタートした

今回は地元からの釣友が仕事の都合で駄目になりこちらからは俺ら一人になったので前日の6月4日(金)に仕事を終へ、博多の友人の明石さんのところまで走り泊めてもらうことになった

4日の午後7時前には博多に到着し早速二人で前祝を兼ねた夕食に出かけた(いつもこのパターン)   船長からの最終電話でOKとのこと、明日に備えて11時には就寝 翌朝6時40分には福間より井上さんが到着、すぐに車で3分のところの瀧本さんを迎えに行く

既に外に荷物を出して準備していた瀧本さんを乗せ車3台で呼子のオカベ釣具店に急ぐ  8時20分には釣具店到着、エサや食料を買い込み渡船基地の鉄鋼団地へ・・・

まだ9時なのにすでに多くの釣り客が荷物を降ろして今回お世話になる瀬渡し船せいりょうを待っていた  ほどなく船が接岸、早速荷物を積み込み定刻9時30分には出航した 今回は客が多いようで一回り小さい兄弟船のりゅうせいも30名くらいを乗せて同じく五島に出航した。

天気は快晴、潮は中潮 行き先は福江に近い下五島の椛島である  12時過ぎにはエンジン音が変わりいよいよ到着したようだ 船内でジャンケンをして瀬降しの順番は俺らと明石さんが先に降り瀧本さんと井上さんが次ぎと決めた。

半分くらい瀬渡しが済んだところでいよいよ俺ら達の番となり慌しく渡礁、二子瀬という場所でなかなかの好ポイントのようだ。 2代目船長曰く、ここはフカセのポイントだとのことで足場はオーバーハングになっていていかにも大物グレが潜んでいそうな雰囲気であった。

瀧本さんと井上さんは俺ら達の降りたところから100メートルくらいしか離れていない二子瀬の離れという場所に降りたようだ これもこちらから見るとなかなかの好ポイントのようだった。

とりあえずBで喉を潤し仕掛けを作りマキエをして潮の状況を見るとゆるやかだが右に動いているようだ  快晴のため暑くて釣りにならないしどうせ仕掛けを入れてもエサトリに負けることが解っていても試して見たくなるもので先ず第一投・・・

やはり思った通り苦手な腹まで針を飲むベラがかかってくる・・・ 数度繰り返すが同じ結果なので諦めて日暮れを待つことにするが何しろ五島なので日が落ちるのは8時くらいになりそうで水とBで水分補給が忙しい

コンビニの冷やしうどんで夕食を取りいよいよ8時から夜釣り開始、幸先よく隣の明石さんから来た〜の声 ハリス5号に物をいわせてブリ上げると40センチオ−バーの尾長グレであった

直後、俺らも足元で流していたらウキが消しこみ合わせると結構な引き、 強引にブリ上げてみると40センチを超える立派なイサキであった 足元でこんなイサキが来るなんてビックリだがこれは幸先が良いと力が入る

その後イサキを2匹追加したところで今回一番の当たりがあり竿に乗ったと思ったらリールが巻けなくなった・・・ 結果はリールの道糸が変なところから外れていて強引に巻いたためどうにもならなくなっていた

その直前から隣の明石さんから又来た〜の声が連続する・・・・ 気持ちは焦るけど修復不可能なので思い切って道糸を切り仕掛けを交換することにする

しかし今までの竿は3号の中通しでハリスも道糸も5号を使っていたが、準備していた別の竿は昼間用の1.5号の軟竿なので尾長のデカイのが来たら一発で瀬に入られるだろうし気分的にもう駄目だと落ち込んでしまった。

そうなると気力も失せるし適当にやるからエサトリにもバカにされるばかりで時間が過ぎていった そんなことで11時には完全に戦意喪失、朝も多分駄目だろうから今回はこれで終わりと諦めて横になってしまった

途中、明石さんと瀧本さんの携帯でのやりとりから隣の磯の瀧本さんはもうクーラー満タンでこれ以上入らないから寝るということも聞こえてくる

井上さんも俺らと同じく仕掛けのトラブルがあったらしくこれがなかったら20本以上は釣れたと悔しがっていた

翌朝、5時過ぎから念のために頑張ってみたが予想通りエサトリの襲来で釣りにならず諦めて竿仕舞いし磯を洗って船を待つ。

呼子に到着して釣果を確認すると瀧本さんは45センチ前後の尾長グレが6枚、その他オジサン、イサキなど多数で確かにクーラー満タン、今回の竿頭であった 井上さんも前記の立派なイサキ16本があり立派な荷になってるし明石さんも尾長40センチ一枚に大型イサキ10枚・・・

結局俺らだけが貧果、 可哀想に思った皆さんからのカンパでどうにかクーラーの中にお魚が増え寂しく帰還しましたとさ。


日焼けが怖い俺ら


二子瀬の離れ 瀧本さん爆釣


釣り座から福江の街を望む


五島の日没(本番開始)


瀧本さんの釣果(一部)


瀧本さんの釣果 尾長47センチ 45センチ


兄弟船、りゅうせい 折り返し運転



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