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12月に計画した五島釣行は2度も天候に裏切られモヤモヤしていたが1月になってやっと10日に初釣りとして実現した 今回も山口からはKさんと私、福岡から明石さんとTさんの計4名での釣行であった
10日早朝5時半にKさんを迎えに行き荷物を積み込み直ちに出発、呼子のオカベ釣具に8時半到着 すでにTさんは着いていて準備も済ませているようだ。 8時45分には明石さんも到着し例によってマキエをミキシングしてもらいすぐに出航地の呼子鉄鋼団地に向かう すでにりゅうせいは乗船を終え出航間際、すぐに今回お世話になるせいりょうも接岸
直ちに荷物を積み込み9時30分には出航となった 今回はどちらの船も11日に折り返しに五島に行くため出航を30分早く、納竿を1時間早くしているようだった 爆釣を夢見ながら船室で仮眠していると11時半にはもう上五島に到着したようで船内が慌しくなっていた 明石さんとTさんが3番目、我々が4番目に渡礁ということで目指す磯に降り立った。
1時ころから竿を出し様子を見るがいつものようにエサ取りの乱舞状態であった そのうち少し沖目に投げたウキがモゾモゾ不自然な動きをするので合わせて見るとズシンとした手ごたえがありハリス1・5号、竿も1.5なのであまり無理も出来ず慎重に寄せてタモ入れ完了 なんとウスバハゲ・・・ それでも52センチあり肝も結構ありそうなのでお土産も出来たし幸先が良いと喜んでいたのはそこまで・・・ ふと、10メートルくらい離れた先端で竿を出していたKさんを見ると岩場に座り込んで両手で右足を持ち上げる仕草をしているではないか・・・ 咄嗟に思ったのは転倒して足を骨折したな・・・ あまりの激痛に声も出ないのか? 慌てて駆け寄り状況を聞くと急に足に力が入らなくなり転んだとのこと、これは最近まで治療していたという脳梗塞が再発したんだと推測 動かさずに少し様子を見ることにする 5分もすると何事もなかったように自力で俺らの釣っていた場所まで戻り少し静かに休んでいたらということであったが20分くらい経っただろうか、座って足を伸ばしていたKさんが突然そのままの姿勢で横にゴロリと倒れこんだ・・・・ 幸い、頭も打たず意識もハッキリしているが これは梗塞が進行してるのではと思いすぐさま船長に電話を入れ救急車の手配と船の迎えを依頼し船を待つ。 その間、知人のドクターに電話して状況を話し、俺らの出来る最善を聞くと安静にして温かくしてやっておく以外には何も出来ないとのこと、20分後せいりょうが来て近くの港に救急車を呼んでいるのでそこへということで付き添う 港に着いて5分ほどで救急車が到着、救急隊員に状況を説明し40分ほどで病院に到着、自宅への連絡、保険証の番号や現在服用している薬名などを聞き、検査結果を待つ しばらくしてドクターからの説明で2、3日入院して検査や様子を見るようになるとのこと・・・ 本人にその旨伝えると大丈夫だから山口に戻りたいと言う・・・
その後、今までかかっていた病院の先生と今回の病院の先生の打ち合わせの結果11日に予定通り帰宅することになったらしい 翌朝、本人の釣具の始末や俺らの仕舞いを済ませ船に乗り込み港で待機するKさんも回収、やっとの思いで3時半に無事帰宅、本人は早速病院に行ったようで先ほど電話で10日くらい入院するようになったとのこと 一安心した 一人で磯に残った俺らは本格的に釣りをする気にもなれずまたも寝袋の中へ・・・
それでも40センチのチヌを追加して今回の初釣りはジ、エンドとなりました 磯の上で不測の事態が起こると優先して何をなすべきか? 最善の対応は?電波状況が悪く携帯電話も途切れ勝ち・・・・ 少しだけ疲れたけど無事に帰ってこれたことでOK
爆釣はまたもお預けの釣行でした その中でも50メートルほど離れた磯にいた明石さんは足元での尾長狙いで52センチの石鯛をゲットして気を吐いていた 本人曰く60オーバーの尾長と確信していたようだが結果オーライ それにしても上物仕掛けでよく獲れたものだ。 |
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