五島釣行記 その8


今回の釣果

平成15年3月12日、かねてからの念願であった五島で民宿をベースにしてのオナガ狙いを実行した。

12日午前10時40分山口の宇部を出発 博多の明石さんと12時20分に合流 明石さんの車に荷物を乗せ変え 昼食とツケエを確保して13時30分に博多を出発した 天気も上々で高速もスイスイ・・・  16時には長崎港に到着

17時に定刻通り五島福江行きの直行フエリーも港を離れいよいよ五島へ・・・・ 20時30分に福江到着、途中で道を尋ねながら玉江の大宝にある民宿はまべに21時30分に到着 早速準備してもらっていた遅い夕食をとり爆睡する

13日も少し雲はあるものの雨の心配はなさそうで朝食を済ませ8時に出発 今日は磯も貸切状態で平素はなかなか渡礁困難な小美郎に上げるとのこと、約10分で大美郎の前の小美郎に到着 見るからに大物グロが棲息しているような磯である

B-350で喉を潤しながらマキエを続けるが何も見えてこない・・・・ 10時過ぎに明石さんのキタッの声に見ると竿をしならせてやり取りの最中・・・ やがて上がってきたのは45センチのヘダイであった

俄然やる気になって流して見るが昼までに48センチのチヌ一枚だけであった 昼食後 磯際を攻めていると静かにウキが沈んでいくではないか ヤッターー 今度こそオナガかと会わせを入れるとかなりの重量感と引きの強さで道糸がビーーンとなり始め魚を寄せることが出来ない・・・・

しかし引きからするとクロではない感じで辛抱強くやり取りするなかでやっと姿を見せたのは60センチ近いチヌであった

チヌではあまり嬉しくないが今までの記録を破ることは間違いないようなので慎重に取り込んで計測すると56センチ 3・1キロであった 以後辛抱してもエサだけ齧られるだけで魚は乗ってこないので諦めて携帯で船を呼び4時には撤収し明日に備えることにする 帰って船長に聞くとこの時期のクロは小指の先より小さなドングリウキで当たりもそのウキが半分くらいしか沈まないとのこと 我々にわかる訳がない・・

翌14日は晴天、またも朝はユックリで8時の出航 この日は大瀬崎灯台の近くの磯にあげるとのこと、二日前にキロ級のクロが10枚上がったようでこの磯で釣れなければあとは何処に行っても駄目だといわれ懸命に頑張ってみるがどうしても当たりが取れないし明石さんがボラを一本掛けたところで戦意喪失。

やはり4時には迎えにきてもらい早めに風呂に入り宴会とする 15日は朝から雨の予報なので釣りは中止し福江まで出て名物のハコフグの味噌焼きを賞味し市内観光をすることとした

16日は福江発8時10分のフェリーなので6時には朝食をとり予定通り博多に3時過ぎには到着 荷物を乗せ変え山口には5時に到着 今回の計画を終了した

船長の話によると2キロ、3キロ級のオナガ交じりでキロオーバーばかり80枚くらい釣る人もざらにいるとのこと 時期は1月下旬から2月上旬が最高で誰が何処に投げても食ってくるなどと言われてしまった。

但しその時期は磯の取り合いで早い人は帰りに来年の予約をして帰るらしいので一級ポイントに上がれるか予約が取れるかは問題である。 本当のシーズンにもう一度訪れてみたい磯であることは間違いない。


56センチ 3.1キロのチヌ


大瀬崎灯台


東シナ海を望む


福江市にある五島歴史資料館



Back

 
Copyrughit2002 Mitomo-Fudosan.Inc. All righit reserved by nj-system