五島釣行記、その6


フジさんの釣果 

10月13、14に 今回はネット仲間の山陰からの釣り師、フジさん、シロさん、でんぼさん、Aさんの4名を含め総勢8名での五島釣行を行った。

4名は前日から山口入りをして先ず前祝で一次会を宇部で行い盛り上がったものである。 当日13日午前5時30分に車3台に分乗して宇部を出発、

予報では曇りのち晴れとなっていたが福岡あたりからかなりの雨になり船が出るかどうか少し心配になってきた。 強力な雨男が2名いるので少しは気にしていたところであった。

しかし幸いなことに呼子に近づくにつれ天気は回復して予定通り9時15分前にはおかべ釣具店に到着、ほどなく福岡からの明石さんのグループ2名と合流、8名の釣り師が揃ったところでマキエ、サシエ、食料などを調達。9時20分には出航地の呼子鉄鋼団地に急ぐ・・・・

到着するともう 今回お世話になる瀬渡し船の「りゅうせい」はスタンバイしていてほとんどの釣り師は乗り込んでいた。 早速荷物を降ろし車を所定の場所に駐車して戻るとすでに荷物はポーターたちが積み込んでくれていた。

すぐに船内に入り横になり仮眠体勢をとることにする。 定刻の10時より15分早くに全員が揃ったようで出航となった。 当日はどうしたことかベタナギで快調なエンジン音を子守唄に爆睡できた。

12時半ころには中五島に到着したようで起きると我々が一番の渡礁らしく名前を呼ばれて慌てて準備する、ところがこの場所が斜面で足場が悪く おまけに荷物を置く場所が高いところときて前途多難を思わせた。

仕方がないのでとりあえず気付け薬の350を飲み、釣りを開始する・・・・ 同礁のフジさんは頻繁に竿を曲げているがほとんど手の平サイズの尾長でリリースばかり・・・・

そのうちフジさんの竿の曲がりが少し違うと思っていたら今度はキープサイズが上がってきた。しかしその後もリリースサイズしか釣れないし、仮眠場所のこともあるので船長に瀬代わりの電話を入れて午後4時過ぎに足場の良い若松島側に変えてもらった。

この場所は以前一度渡礁したところらしいが船長に言われるまでは全く気がつかなかった。 ここはまさに足場がよくて天国である、尾長のポイントとしても最適な条件(水深は浅く、ゴロ石は点在し、足元はオーバーハングになっている)を備えているし、眠るときも安全で天気も快晴で俄然やる気になってきた。

明るいうちはやはり手の平サイズ主体であったが暗くなってセオリー通り足元にマキエを打ち、流していると先ず35センチクラスの尾長がヒットしてきた。 それからはフジさんも同じように並んで流して尾長をゲットし始めた。

足元であまり当たらないようになったのでイサキ狙いで遠投して流していたら突然電気ウキを消しこみ合わせを入れると今までにない手ごたえがあり魚が走り出した。久しぶりに魚の重量感と抵抗を楽しみながら

慎重に寄せてみるとやはり40UPの尾長であった、フジさんにタモ入れいれしてもらい無事取り込み 久しぶりの、らしい魚とのご対面が完了。これは帰って検寸してみると44センチであった。

あとは私にはあまりあたりがないがフジさんはコンスタントに35センチ前後の尾長を上げていた。 そのうちフジさんにも40UPが来てこれで一安心である。

私は10時には疲れて眠ることにしたがフジさんはそれからもボチボチ釣果を伸ばし、最終18匹をゲットしていた。 やりとりも上手だし動きも機敏でさすが隠岐で鍛えているなと感心しきりである。

朝6時に起きて雑炊を作り朝食を取り足元狙いのフカセで30センチを一匹キープしたところで終了して磯の掃除をして船を待つことにした。 10時には無事回収も済み今回の五島釣行も終わりとなった。

今回の釣果は 尾長44センチ一匹、30〜37センチの尾長3匹 38センチと33センチの地グロ各一匹、赤い色のおじさん一匹、リリースサイズ多数であった。 来月11月後半の連休には五島釣行記その七をお届けする予定である。

山陰の釣り師4名の皆さん、遠路本当にお疲れさんでした、これに懲りずにまた来年の秋には是非またご一緒しましょう。

写真はフジさんの釣果と私の釣果それに今回の参加者、ちなみに私は撮影者なので写真はありません。


私の釣果 一番上が44センチの尾長


今回の釣行メンバー(バックは呼子大橋)



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