五島釣行記、その3


鳥巣氏の釣果

2001年最後の釣行を11月の連休に計画していたが時化で中止になり、12月の23、24日の連休に変更して予定通り行くことができた。 今回は山口から瓦谷氏と小生の2人、博多から明石氏とその友人の瀧本、鳥巣両氏の計5人での釣行である。

23日午前9時に呼子のオカベ釣具店で合流、マキ餌と食料を調達して 9時20分に出航場所にいくとすでにりゅうせい、せいりょうの2隻ともスタンバイしていた。

予定より早く全員揃ったらしく我々の乗るせいりょうとりゅうせいも揃って出航し12時30分には奈留島の滝ケ原瀬戸に到着 次々に瀬おろしし、最後に瓦谷氏と渡礁する。

潮は小潮で満潮は夜中の1時過ぎ、本命の夜釣りに備えて3号、4号の竿もセットし明るいうちは1.5号の竿に道糸2号、ハリス1.5号でふかせ釣りで攻めてみる

しかし水温が高いようでベラと金魚のエサトリに悩まされ早々にギブアップ、 100メートルくらい先に瀧本、鳥巣の両氏の姿が見えていて頻繁に竿が曲がっている様子でどうも足の裏サイズのグレのようだ。

焦ってもベラの攻勢の前には なす術もなくあきらめて夜釣りに賭けることにする  暗くなった7時くらいから足元にマキエを利かし静かに夜クロ(オナガ)狙い開始、そのころから時々雨が降ってきて悪い予感がする

そして8時過ぎ、足元で待望の当たりがありハリス5号を信じて強引にやりとりし浮かせて見ると40センチ前後のオナガである。 第一号なので大事をとり瓦谷氏に掬って貰い計って見ると39センチジャスト、残念、40センチにわずか届かず。

しかし幸先の良いスタートでこの調子なら今回は二桁いけるかもと内心は期待で一杯になる、瓦谷氏も私に先を越され すぐさま遠投から足元狙いに切り替え30分もすると 来たっ! と声が上がり見ると3号竿が見事に曲がっている、 慎重なやりとりのすえ姿を見せたのは40センチオーバーのオナガであった、

今度は私が掬う番である、一発で玉網に入れて検寸すると43センチあった。 俄然二人とも張り切るがそのころから雨脚が段々強くなり合羽を着ないと釣りにならないようになってきた。 以後、辛抱して磯際を攻めてみるが雨はひどくなるばかりで身体は冷えてくるし段々戦意をなくしてくる。

とうとうあきらめて眠ることにするが今度は濡れないように寝る場所がない、防寒着を着て、その上にカッパを着て、寝袋に入り、ビニールシートを掛けて寝ようとするがシートが小さいのと風も出てきてどうしても雨が染み込んできてうつらうつらの浅い眠りで目がさめたら7時を回っていた。

まだ暗い感じではあるが最後のチャンスと昼用の竿を出してみるがたまにくるのはユエフキの子供とベラばかりで9時には磯を水で流して10時の納竿を待った。 寝たら終わりということはよくわかっているが冬の夜釣りで雨になると 最近はすぐ戦意を失い寒さと雨対策の方を優先するようになってきたようだ

雨さえ降らなければ磯の状況といい、スタートの良さといい船長おすすめの磯だけのことはある場所だった。   来年の11月ころに必ずもう一度あの瀬に上がってジックリ釣ってみたいものである。

今回の釣果は明石氏が45センチクラスのオナガを2枚が最高で、やはり夜中の1時過ぎと2時ころに当たったようである。 さすがの明石氏も寒さに勝てずそのあとは寝たようであるが 辛抱すれば二桁いける場所のようだ。

一方、瀧本、鳥巣の両氏は大物こそなかったが頻繁に竿を曲げていただけあって足の裏サイズのクロやフエフキの子供など結構な荷にしていたのはさすがである。 鳥巣氏は今月もう一度五島に行く計画があるとのことで楽しみである。 健闘を祈っていますよ。

早速年明けの1月には連休があるので雨さえ降らないようであれば行きたいものである、勿論、山の神のご機嫌をとっておくことが先決ではあるが・・・・・  omosiroya


同礁の瓦谷氏


明石氏の44センチのオナガグレ


お世話になったせいりょうをバックに


瀧本氏の釣果


呼子大橋をバックに


全員集合



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